アナリティクスタグ・SDKの埋め込み
タグを1行入れるだけでも外部送信規律の対象。プライバシーポリシーへの公表義務
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 疑うべき法令 | 電気通信事業法(外部送信規律)・個人情報保護法 |
| 確認タイミング | 実装時(スクリプト追加のたび) |
なにが問題になるか
2023年の改正電気通信事業法で「外部送信規律」という義務が新設されました。Google Analyticsのタグ、SNSの「いいね」ボタン、広告用SDKなどの外部スクリプトを埋め込んでいる場合、「どこの誰に何のデータを送っているか」をユーザーに通知または公表する義務が生じます。
具体的には、プライバシーポリシーや専用のCookieポリシーページに、外部送信先のサービス名・提供情報・目的を記載することが求められます。
フロントエンドエンジニアが <script> タグを1行追加する行為は、法的に見れば「ユーザーの行動データを外部に送信する仕組みを設置する」行為です。「タグを入れるだけだから法務は関係ない」は、今や通用しません。
確認すべきこと
- 新しいサードパーティスクリプト(アナリティクス・広告・SDK)を追加する際、プライバシーポリシーへの反映を確認した
- 「このタグ/SDKを入れると、何がどこに送られるか」を実装前に把握した
- 外部送信先のサービス名・送信内容・目的がプライバシーポリシーに記載されている
- 送信データに個人情報が含まれる場合、第三者提供の整理をした(→ 外部データ連携)
こんな仕様が出たらアラート
- アクセス解析タグ・広告タグ・計測SDKの新規追加
- タグマネージャー経由でのタグの追加(把握漏れが起きやすい)
- デバッグ・監視ツール(エラートラッキング等)へのデータ送信
あわせて確認
- 個人情報を外部サービスへ渡すなら → 外部CRM・メール配信サービスへのデータ連携